創造的思考力=子どもたちが未来を切り開き、豊かで意味のある人生を送るための力
創造的思考力は斬新なアイデアを出すだけでなく、複雑な問題を多角的に分析し、本質を見抜くことで、効果的で持続可能な解決策を導き出す力。自分のアイデアを形にする喜びは自己肯定感を高め、個人のウェルビーイングに繋がります。
創造的なプロセスは他者との協働を通じて行われ、多様な視点を受け入れ、生徒同士での協働能力やコミュニケーション能力も養います。

創造的思考力を育む重要な要素
知的好奇心を刺激する環境
教室の装飾、教材の工夫、興味深い話題の提供などを通して、生徒の知的好奇心を常に刺激します。

対話と協働
生徒同士、生徒と教師間の活発な対話を通して、様々な視点に触れ、思考を深めます。

内発的な動機付け
評価や競争だけでなく、生徒自身の興味や関心に基づいた学習を促し、内発的な動機付けを高めます。

振り返りの機会
学習の過程や成果を振り返ることで、自分の思考プロセスを意識化し、改善につなげます。

ICTの活用
情報収集、アイデアの発想支援、表現方法の多様化など、ICTを効果的に活用することで、創造的な活動をサポートします。



初等部
自由な発想を育む豊かな体験と対話の場
子どもたちの好奇心と探究心を刺激し、自由な発想や表現を促す。
五感を活用した活動 / 問いかけを重視した授業 / 自由な発想を許容する雰囲気 / 遊びを通じた学び / 物語や絵本との触れ合いが大切になります。これらの要素を通し、子どもたちへ自ら考え、疑問を持ち、多様な考え方を認め合いながら、創造性の芽を育むサポートを行います


中等部
知識・技能の習得と発想の組み合わせ
基礎的な知識や技能を習得しつつ、それらを活用して新しいアイデアを生み出す力を養う。
教科横断的な学習で知識を関連付け、グループワークやディスカッションで多様な意見に触れ、課題解決型学習(PBL)で主体的に問題解決に取り組みます。また、情報リテラシーを育成し、多様な表現方法を通してアイデアを具体化・伝達する力を養います。


高等部
専門的な知識の深化と独創的な発想
専門的な知識を深く学び、既存の知識や枠組みにとらわれない独創的な発想を生み出す力を育成。
生徒の興味に基づいた深い探究学習を通して、課題発見・分析・独創的な解決策を生む力を養います。また、多様な価値観との出会いや専門分野における創造性を意識した学習、社会との連携を通して、視野を広げ、実践的な創造性を育みます。自己表現と発信力の強化を通して、自身の考えやアイデアを効果的に社会に伝える力を養うことを目指します。

深い専門知識、主体的な探究、多様な視点、社会との接続、表現力の強化を通して、社会で活躍できる独創的な思考力を身につけることを目標としています。
創造的思考力の育成は、小学校から高等学校までの継続的な取り組みと、学校全体としての意識改革が不可欠です。それぞれの段階の特徴を踏まえつつ、生徒たちが主体的に学び、未来を切り拓くための創造性を育みます。